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オルソケラトロジーの​治療費・費用

当院で使用するオルソケラトロジーレンズは、厚生労働省に認可されております。治療に関しましては、保険適応ではございませんので、このレンズを使用しての治療に関しては、自費での請求となります。

10万円を越した費用は補助が得られます。

医療費控除の対象になりますので、詳しくはこちらの国税庁による回答ページをご覧下さい。
オルソケラトロジー(角膜矯正療法)による近視治療に係る費用の医療費控除|所得税目次一覧|国税庁

​オルソケラトロジーにかかる費用
初回適応検査
3,000円(税込3,300円)
1週間装用体験
2,000円(税込2,200円)
定期検査
3,000円(税込3,300円)
レンズ代金
両眼180,000円(税込198,000円)
※片眼のみの購入も可能

2024年3月1日以降の初回検査の方からオルソレンズ価格改定に伴い、両眼18万円(税込198,000円)となりました。

一年以内の紛失などの新規購入価格については、以前の価格★両眼15万円(税込165,000円)(レンズ1枚につき82,500円)でのご対応とさせていただきます。

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オルソケラトロジーの​治療の流れ

初回検査

​初回検査にて適用となった場合、当院の貸し出しレンズにて1週間の体験となります。

​次回検査時には最低でも5日間以上装用した状態での来院をお願いいたします。

装用体験終了後検査

​装用体験後検査で問題がない場合、レンズの注文となります。ご自身のレンズが届くまでは当院の貸し出しレンズを引き続き使用していただく形となります。

レンズの受け取り時も検査が必要です。

1~3ヵ月検査(定期検査)

​レンズ受け取り後は次回1か月後に定期検査

その次は2か月後に定期検査

それ以降は3か月ごとの定期検査となります。

3か月に1度、新しいレンズケースとスポイトをお渡しいたします。

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オルソケラトロジー ブレスオーコレクト

当院では2012年7月に発売された、日本人の角膜形状に合わせた純国産のオルソケラトロジーレンズである

「ブレスオーコレクト」の取り扱いを始めました。

ブレスオーコレクトは厚生労働省の認可を受けています。

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欧米人と日本人の角膜形状の違い

一般的に、日本人の角膜は欧米人の角膜に比べ、中央部の突出が少ない形状になっています。

中央部の突出が少ない角膜形状には、サジタルデプスが浅めのレンズがフィットします。

欧米デザインのサジタルデプスの深いレンズを中央部の突出が少ない角膜に装着した場合、

次のような現象が発生する懸念があります。

​01

角膜への無理な吸着がおこる

​02

フィットしていないため涙液の交換が良好に行えない

​03

角膜上皮を無理に形成してしまい大きな負担がかかってしまう

一般的な日本人の角膜形状に適したサジタルデプスが浅い構造のレンズを処方することで

以下のようなメリットがあります。

​01

角膜上に自然に安定

​03

全体にフィットしているので角膜上皮のみを矯正

​02

涙液の交換が良好におこなえる

素材に、東レ独自のレンズ素材を使用

ブレスオーコレクトは、東レ株式会社のしなやかで割れにく​​い「やわらか素材」を使用し、高い酸素透過性と割れにくさを両立したハードコンタクトレンズです。

親水性が高く、レンズによごれが付着しにくいことも特長です。

※「ブレスオーコレクト」は株式会社ユニバーサルビューが販売しております。

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オルソケラトロジーのQ&A

レンズの扱いは難しくないですか?

​01

多少注意を要しますが、基本的な扱いは通常のハードコンタクトレンズと変わりません。

​02

オルソケラトロジー治療はどんな人に向いていますか?

スポーツをされている方、コンタクトレンズや眼鏡の装用が煩わしい方、職務上、または、資格取得のために裸眼視力が必要な方に適しています。

​03

レンズの寿命はどれくらい?

レンズの寿命は通常の高酸素透過性ハードコンタクトレンズと同じくらいです。2~3年程度で交換が必要になります。

定期検診をきちんと受け、医師やスタッフにレンズの状態を確認してもらい適切に使用するようにしてください。

​04

レンズの保証はあるの?

注文日より12ヶ月間は無料で保証交換可

注文日より12ヶ月間は変形、破損に限り無料保証交換可

※破損の場合はレンズの2/3を必ずお持ちいただく※

​上記以外と紛失の場合は1枚につき新規の値段¥82500(税込)かかります。

​05

いろいろなケア用品があるけど、どれを使っても良いの?

オルソケラトロジーのレンズは特殊なレンズですので、ケア用品は眼科専門医(当院)が指定するものをご利用ください。詳しくは医師やスタッフにお問い合わせください。

​06

寝ている時にレンズを着けても大丈夫?

角膜にとって酸素は必要不可欠です。角膜に充分な酸素が供給されなくなると、角膜を透明に保つはたらきを持つ角膜内皮細胞が傷つき減少していきます。減少すると、角膜は透明性を維持できず、次第に白く濁り、最悪の場合、視力障害を起こしてしまいます。オルソケラトロジーで使用するレンズは、ほとんどが厚生労働省に承認されたレンズで、安全性の高い高酸素透過性のレンズ素材で作られており、装用したまま眠ることが認められています。

また、角膜内皮細胞の状態を確認するためにも、定期的に眼科を受診することを心がけましょう。

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